トルコの世界遺産

トルコは小アジア、あるいはアナトリアとも呼ばれこれまでの歴史上の中でさまざまな民族や文化が交錯する地域でした。とくに古代においては文化の先進地域として多くの勢力の間で争奪戦が繰り広げられました。
謎の民族ヒッタイト人の本拠地となり、トロイア戦争の舞台となり、またギリシア人がポリスを建設し、ローマ人が東方への拠点とし、最終的にイスラム勢力の支配下に入る。そんな歴史の中でさまざまな遺跡が現在にまで残されています。

それだけに世界遺産に登録されている遺跡もバリエーションに富んでいます。初期キリスト教とが地下に都市を建設したカッパドキア、ヒッタイト人が建設した首都ハットゥシャ、シュリーマンの発掘で世界的に知られるトロイの遺跡など。カッパドキアやヒエラポリスなど歴史上の遺跡と自然の景観が同居している複合遺跡もあります。トルコの世界遺産を巡ることで東西文化が衝突し、融合していく歴史の過程をうかがうことができるでしょう。